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「自力通勤 介助者無し」が応募条件 だと!



省庁、障害者求人で不適切条件 「差別」と抗議受け削除
西日本新聞 2018年10月25日20時21分 (更新 10月25日 21時07分)


私の体験記:
3年余の闘病を終えて社会復帰し、職安(ハローワーク)に登録して就活を始めた。
しかし、行政、民間とも「自力通勤・介助者無し」の条件を満たすこと。
ほとんど門前払い(書面で郵送時点で)でした。
それでも職安の紹介で面接に出向いたことも。
(会社は採用意思はないが職安からということで応じた)

地下鉄は全駅にエレベーターは設置されていない時代でした。
平成5年当時:
●天神(岩田屋或いは三和ビル)
●博多駅
●西新(西新岩田屋)
●姪浜
※岩田屋が定休日の際はEVは勿論利用できません
この4駅の限られた駅が利用できる範囲でした。]

その後、10年ほどかかり、障害者団体等の要望で平成14年に地下鉄全駅にEV設置が終わる。この沿線では地下鉄通勤が可能になった。
現在は「七隈線」を除き、1・2号線は乗降に「スロープの介助」が必要。

路線バスは未だに「ノンステップバス・ワンステップバス・スロープ付き」バスは全車両導入されず、間引き運転の「体」で利用に不便を感じています。

公共交通機関のインフラが完全に整備されることで初めて、誰でもが何時でも何処でも利用できる状況に。これらが満たされた元であれば「自力通勤」「介助者なし」の条件をクリアできるでしょう。


http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/37581/1/20180830-boshu-annai-dpi-1200.pdf?20181018095501
平成30年度 福岡市職員募集案内
「自力通勤・介助者無し」を応募(受験)資格にしています。

また、メディアはこれまでこれらの問題を積極的に報道せず、見て見ぬ振りして来た責任があるのではと思います。

体験記詳細:(Myホームページで発信) 









by syunsi | 2018-10-26 15:56 | 障害者差別解消法 | Trackback | Comments(0)
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